New!第五期 平成の咸臨丸 アメリカ研修に行ってきました〈サンフランシスコ編〉

(2017.03.22)

3月22日(水)

今日は咸臨丸ゆかりの地を視察します。
バスに乗り、ホテルを出発。
まず、ヴァレーホにある“マレアイランド歴史公園”に向かいます。
ここは長旅だった太平洋航海で疲弊した咸臨丸が修理を行ったと言われています。

その後、咸臨丸のサンフランシスコ湾への入港海峡を見ることができる
“ゴールデンゲートブリッジ”、

 

 

 

 

 

 

 

咸臨丸入港記念碑がある“リンカーンパーク”を訪れました。

 

 

昼食はサンフランシスコの最大有名スポット“フィッシャーマンズワーフ”。
名物のクラムチャウダーを食べました。

 

午後は咸臨丸に関する資料がある“The Japanese  American National Library”へ。
当時、咸臨丸がサンフランシスコまで随行することになった
日本使節団がワシントンD.C.に到着した際の貴重な新聞を見せていただきました。
まずはそのような資料があることに驚いたことと、
何か当時の咸臨丸の一行を身近に感じられました。

ここでは、ディレクターの日系人KARL KAORU MATSYSHITAさんが説明してくださいました。
咸臨丸の資料だけではなく、日系人の資料もたくさんありました。

 

3月23日(木)

ホテルを9時に出発し、一路スタンフォード大学へ。
そこには、日本人投資家の平強様、そしてスタンフォードの学生のMegumiさん、Mayaさんが待っていてくださいました。

 

 学内を少し見学したあと、
 Megumiさん、Mayaさんとのディスカッション。
 お二人から、なぜスタンフォード大学を選んだのか、
 試験の仕組み、夢についてなどを伺い、 
 

 

 

 

 それについての質疑応答も活発に行われました。
 実際の学生、それも年が近いお二人との
 ディスカッションは
 とても刺激になったことと思います。
 この中からはたして、スタンフォード大学への留学を
 目指す者が現れるのか、楽しみです。

 

 

 

 

午後はFacebookを視察。特別に許可をいただき、日本人社員の方に案内していただきました。
Facebookは会社全体が「街」になっていて、
通り道の両側にはいつでも自由に入れるカフェやレストラン、
リラックスできるゲームセンター(ゲーム機は日本製)や卓球台など、
「集中」と「リラックス」のバランスを取りながら仕事ができるようにデザインされていました。
そしてカフェ、レストランは全て無料。
私たちも、ドリンクやアイスクリームなどをいただきました。

そこで働いていらっしゃる方は自由そのもの。
歩きながら、上司の方とコミュニケーションをとられたり、
カフェでドリンクを飲みながらパソコン片手に仕事をされたり、
日本の会社とは全く違うスタイルにはただただ驚くばかりでした。

 

Facebookをあとにして、平さんのご自宅にお邪魔しました。
平さんは長年カリフォルニアにお住まいで、起業家・投資家を含む経済分野、
大学などの教育分野、日本人コミュニティ、
さらには、インド人の起業家とも交流が深く、
幅広く活躍・貢献されています。
第三期、第四期に続き、今回もサンフランシスコでの訪問先をアレンジしていただきました。

平さんへ、自分の夢のプレゼンテーション。
事前に用意した色紙に書かれた夢を、熱く語りました。


夢のプレゼンテーション終了後は、平夫人のお手製のご馳走です。
日本食もありました。何日かぶりの日本食。日本食の美味しさを改めて感じたディナーになりました。

平さんご夫妻には、本当に感謝、感謝です。ありがとうございました!!

 

3月24日(金)

バスではGoogle本社へ。
ここの視察も平さんの人脈のおかげで実現しました。
社員でインド出身のNitaさん、Penyさん、Soniaさんに話しを伺いました。
3名の方が共通しておっしゃっていたことは、
“まずはやってみる、あきらめないこと” 
“世界を良くしようとしたい” 
“Googleではすごく勉強ができること、学ぶことがたくさんある”ことでした。

GoogleもFacebook同様、カフェやレストランはすべて無料ということでした。

 

Googleを後にして、私たちが向かったのはサンノゼ。
サンノゼは日系の方が多く住む町です。サンノゼ日系二世記念館を訪問しました。
そこで私たちを迎えてくれたのは、日系二世のMr. & Mrs. Yamaichiさん。
お二人には、前回の第四期生が訪問した際もお会いしています。

記念館には、第二次世界大戦中、日系人を収容した収容所を再現した展示や
日系アメリカ人により構成されていた第442連隊戦闘団の展示があります。
この部隊は、アメリカ合衆国史上、もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られているそうです。

ここでは、日系三世、四世の方と交流を持つことができました。
研修生が持参した水引(長野県飯田市の伝統品)に興味津々。
そこから話の輪が広がり、
研修生も英語で会話がすることができました。

 

 

 

 

ここで平さんとはお別れ。平さん、二日間ありがとうございました。

 

 

バスはサンフランシスコへ戻ります。
最後の訪問先、AIG Global Head of Technology Innovation & Engagementへ。
Faye Sahaiさんと面談しました。

AIGは世界的な保険会社。
Fayeさんは、Innovationの大切さを強調されていました。
Fayeさんによると、Innovationは、「どらえもん不思議なポケット」だそうです。

 

最後のディナーはもちろんステーキ。

 美味しかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は成田に向けて帰国です。長いようで短かったアメリカ研修でした。