第17回研修会「アメリカ視察研修」ボストン編

(2015.08.18)

7月30日(木) 成田空港を7月30日(木)10:45に出発し、シカゴ経由で、同日の14時過ぎにボストンに到着。乗り継ぎ含め出発から約17時間かかったが、全員元気。車窓からMIT(マサチューセッツ工科大学:多くのノーベル賞受賞者を輩出し、最先端技術研究でも評判の高い私立大学)、Fenway Park(フェンウェイ・パーク:メジャーリーグのレッドソックス球団のホームグラウンド)を眺める。昔ながらの家並み、レンガ敷きの歩道、ガス灯などで有名なBeacon Hillには時間がなくていけなかったが、それでも歴史を感じさせる美しい街並みは車窓から十分に楽しめた。 7月31日(金): 最初の訪問は、ラーメン屋オーナー西岡津世志氏。日本を飛び出した異色実業家と語った1時間。ケンブリッジという町でラーメン屋を展開。ただのラーメン屋ではない。その店の名は「Yume Wo Katare(夢を語れ)」。この店では、ラーメンを提供するとともに、自分で「夢」を語ることができる。壁にはさまざまな「夢」が発表されていた。
「夢は誰でも持つ。夢がない、というひとはそのことに気づいていないだけ」「WantがMustに変わった時点で夢ではなくなる」「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」「Wantを常にやり続けることが大切」など、西岡さんのお話しから、それぞれが影響を受けた。 西岡さんの今の“夢”は、「2030年までに全世界195カ国すべての国に自ら夢を語る仲間を創出すること」
次の訪問先は、Cambria Consulting, Inc. ここでは、経営者でコンサルタントのKlemp博士に、「卓越したリーダーが備えている8つの能力」について講義を受ける。みんな時差ボケなど感じないほどに「自分にはどの能力が必要か」、という思いで8つの能力を熱心に学ぶ。ここでも「自分がさらに身につけたい」と受け止めた「能力」がそれぞれに異なっていたことは興味深かった。
この日最後の訪問先は、ハーバード大学の経営大学院(ハーバード・ビジネス・スクール)。そこでは日本からMBA取得のために勉強に来ている杉本洋平さんが大学院の教室や施設を案内してくださった。学び方も施設のあり方も、「将来、何とかしてここに留学したい!」という思いが沸々と湧いてくるほど魅力的だった。