6月19日(日)第12回研修会が行われました。
6月からは研修会場を松本市に移しての開催です。
今年になって、
1月、2月はオンライン研修、
3月は国内視察研修、
4月は国内視察研修報告会のリハーサル、
5月は報告会を実施しましたので、
通常の研修会は昨年の12月以来になります。
最初はいつものように体操とチェックイン。
集合時間が長野市開催より30分早かったのですが、皆さんとても元気です。
まずは実習「ジョハリの窓」。
「ジョハリの窓」とは、自分が知っている「自分の特徴」、他人が知っている「自分の特徴」を、
その適合状態ごとに4パターン(窓のように見える枠)に分類することで自己理解のズレに気づき、
それを受け入れることで他人とのコミュニケーションを円滑にする、
心理学ではよく使われているフレームワーク(手法)です。
さっそく2人ペアで受信と発信を行うと、自分が周りからどう見られているのか、
新たな発見がありました。
ランチ後は英語実習、久々に英語の暗記発表です。
引き続き「ハリーポッター」の作者、J.k.ローリングさんが、
2008年6月5日にハーバード大学卒業式に招かれてのスピーチの暗記発表です。
本日のセンテンスには「想像力の重要性」が語られています。
ところで、毎回英語暗記発表を行っていますが、そもそもこの発表が期待できる効果は何でしょうか?
それは、
1点目、英語が母国語でないひとが英語能力を向上させるには
「音読しながら暗記する」ことが近道であること。
2点目、暗記は「脳」の働きを促進させること。
3点目、暗記は緻密な努力の積み重ねで行うので忍耐力が養われることです。
この効果をしっかり踏まえて、英語の暗記発表これからも頑張りましょう!
最後は情報提供と課題討議。
今まで「前に踏み出す力」と「考え抜く力」を学んできました。
今日は「チームで働く力」を学びます。
そもそもチームとは何でしょうか?そしてグループとの違いは?
チームもグループも、二人以上、目標を共有、相互作用(お互いに影響しあっている)は共通です。
そのうえでチームには2点加わります。
結果に対しての共通な責任をもつこと、
そして相互依存(それぞれがしっかりと自立ができているうえで、
状況によっては、お互いに依存し合うこともできる関係性)です。
実習は、コンセンサス実習「サウスポール:南極点」です。
南極で遭難したメンバーに残された15の物品に、生き残るための重要度に応じて
順位を付けるという実習です。
2チームに分かれ、まずは個人で順位付け。
その後各メンバーが同意して、チームとしての順位付けをしていきます。
2チームとも素晴らしい結果となりました。
チームワークがうまくいくと、生産性が上がります。
本来チームが持っている力以上のパフォーマンスを上げることができます。
咸臨丸はチームです。
これからもチームで生産性を上げていきましょう。
梅雨も明け、本格的な暑さの到来です。
くれぐれも夏バテには気を付けて、来月も元気にお会いしましょう!!