第7期「ながの視察団 AOKI咸臨丸」石垣島視察研修が行われました。(3日目)

(2022.03.28)

3月28日(月)

【黒島研究所】
午前中は、離島ターミナルからフェリーで約30分の黒島にある
「NPO法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所」を訪ねました。
この研究所では、ウミガメやサンゴの研究をしています。

黒島はサンゴ礁で形成された平らな島で、
人口約200人に対し牛が約3000頭いるので、「牛の島」としても有名です。

施設内では研究員が案内してくださいました。
最初に目にするのが、世界にいる8種類の内、
日本に住んでいる6種類のウミガメの剥製です。
日本で良く見られるのはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイで、
この3種類が日本で産卵します。

屋内では、ここで生まれたウミガメが飼育されています。
ウミガメは「年輪」のような年齢を示唆する物がないので、自然界では、甲羅の大きさで推測します。

ウミガメやサンゴについて学んだあとは、
飼育しているアオウミガメの1頭を放流することになりました。
放流前に、甲羅についた藻をブラシで落とし、
甲羅の縦と横の大きさ、体重を測定し、足につけたタグの藻も落としました。
体重を測るときは、人がそのウミガメを抱いて体重計に乗り、あとで人間の体重を引きます。

そのウミガメを徒歩10分くらいの海で放流しました。
干潮時で、岩についた藻で滑らないように注意して、海水が来ているところまで行き、放流しました。
最初は戸惑っているようで泳ぎ始めませんでしたが、数分ですい~~っと泳いで大海にでました。
みんなで「元気でね~~~!」とエールを送りました。

石垣まで帰るフェリーを待つ間、みんなで砂浜を散策しました。

すると、男子チームがゴミ拾いをして戻ってきました。
実は、前日の「シュノーケリング体験」できれいな海に感激したのですが、
砂浜にゴミがたくさん落ちていて「海を汚さないようにしよう」と強く思っていたそうです。

今日も砂浜を散策していたら、そこそこゴミがあったので、思わずみんなでゴミ拾いをしました。
集めたゴミは持って帰ろうとしたのですが、フェリー乗り場の方が引き取ってくれました。
 

【サステナブルアイランド石垣】
黒島から戻ったあとは、
サステナブルアイランド石垣(SII)の代表、田村陽子様からお話しを伺いました。
田村様は、2021年4月に石垣島の仲間と一緒にSIIを立ち上げ、
石垣島が社会・経済・環境も豊かで持続的になるようにと活動されています。

テーマは「石垣島の環境の持続性をみんなで」。

サステナブルアイランド石垣の活動内容や、
地球と私たちにとってなぜサンゴは重要なのか、
地域主体の解決策などを伺いました。

環境問題は今や世界共通の課題。
生態系のバランスを考えない人間活動が、生物の多様性を脅かしているとのことです。
私たちは、環境問題を学び、つなげ、行動することが大切です。
開かれた議論がよい環境社会をつくる。
全体の5%が変われば社会に影響を与えると学びました。

昨日、離島で美しい自然を満喫した私たち。
ただ満喫しただけではなく、その裏にある環境問題にもぜひ目を向けましょう。

 

【「AOKI起業家育成プロジェクト」メンバーとの合同研修】
今回は、「AOKI起業家育成プロジェクト」メンバー(研修生)との合同研修が実現しました。

※「AOKI咸臨丸」では研修生のことをCREW(乗組員)、「起業家育成プロジェクト」ではメンバーと呼んでいます。

お互い初対面で、どのような“化学反応”がおきるのか、楽しみです。

起業家メンバーは本日15時に石垣島に到着したばかりですが、
会場に入ってくるなり、咸臨丸CREWに近寄りコミュニケーションを取り始めました。
同じ年代なので、コミュニケーションをとるのに時間はあまりいらないのですね。
正式に研修をスタートしてからは、自己紹介やレゴブロックを使用したワークショップなどを行いました。

夕食後は起業家メンバーによるビジネスプラン発表会。
これは修了式の発表会での予行練習も兼ねています。

発表後は咸臨丸チームからの質問や意見も活発に出されました。
起業家メンバーにとっても、貴重なフィードバックをもらえたことは良かったと思います。

 


新たな出会いがあり、毎日毎日が貴重な一日です!

今日もゆっくり休み、明日の研修に備えましょう。