3月24日(木)
昨日の温泉で疲れはとれましたか?
さあ、長野県内視察研修の最終日です。
【海外講師によるオンライン研修】
午前中は昨日に引き続き海外講師によるオンライン研修です。
今日の講師はアメリカ合衆国、ニューヨークのGeorge Klemp(ジョージ・クレンプ) さん。
Klempさんはボストンに本社がある
キャンブリア・コンサルティング社創業者兼パートナー、シニアコンサルタントです。
Klempさんには第4期、第6期でもお世話になりました。
今日の内容はズバリ「リーダーシップについて」。
「一番大切なのは、今日1日精一杯生きること、
他者のお手本にならなければいけない、
自分から手を挙げて率先して実施しなければいけない」
最初におっしゃった言葉がとても印象的でした。
その後さまざまな企業の例やKlempさんの恩師の言葉などから、リーダー像の説明を受けました。
そしてまとめでリーダーとして必要な4つの資質を教わりました。
・好奇心
・オープンマインド(自分をさらけ出し、他を受け入れる心)
・謙虚さ
・レジリエンス(回復力)とアジリティ(機敏さ)
毎回、Klempさんのお話しを伺うたびに新たな気付きがあります。
今回もありがとうございました。See you again!
今日の昼食は地元でも美味しくて有名なベーカリーカフェ モーツアルト。
焼きたてのパンが美味しかったです。
【株式会社ミクロ発條】
午後は上諏訪の株式会社ミクロ発條を訪問しました。
ミクロ発條様は精密小物バネを取り扱っている会社です。
小島社長にはオンラインで講義をしていただきました。
自らを「とても小さなバネの会社」とおっしゃっていましたが、
3,170億円のバネ市場規模の中でトップシェアを築いていらっしゃいます。
もともとはカメラ用バネの生産からスタートされた会社です。
その後、カメラ産業の衰退により文具のボールペンのバネに活路を見出したそうです。
今ではボールペンなどの文具の他に電子機器や半導体などの分野にも進出されています。
「他と同じものをつくるだけでは付加価値は生まれない。
私たちは、誰にも真似できない高品質な精密バネをつくることに特化し、技術を磨いてきました。
現在では、ミクロ発條は世界で最も小さなバネをつくることができます」
そんな小島社長のお話しからは自信も伺いみることができました。
工場見学の際は、社員の皆さんにマスク越しではありますが、
笑顔でユーモアたっぷりで接していただいて、楽しく学べました。
本当にありがとうございました。
小島社長は地域貢献で諏訪湖を中心としたトライアスロン大会の発起人でもいらっしゃいます。
本年6月25日の大会が大成功になりますようにお祈り申し上げております。
長野県内の視察研修は初めての試みでしたが、実りある有意義な研修となりました。
やはり長野県に住むものとして県内のことを知ることはとても大切です。
また機会があればもっと長野県を知りたいですね。
一部CREWは上諏訪駅で解散。バスは長野に向かいました。
そして、25日(金)には東京に再度集合し、
26日(土)からは石垣島研修のスタートです。