3月22日(火)
CREW(研修生)はホテルメトロポリタン長野の会場に集合。
今日から3月24日まで3日間の長野県内視察研修のスタートです。
スタートに当たり午前中は、3月26日から3月30日までの石垣島研修も含めた
視察研修の目標と行動のガイドラインを設定しました。
【信濃毎日新聞社】
12時30分ホテル出発。
まずは長野県を代表するマスメディアの信濃毎日新聞社様を訪問。
長野県の地方紙として圧倒的にシェアNO1の新聞社です。
1873年創業、配布部数は42万部になります。
読者センターの方に本社社屋をご案内していただきました。
センター長の佐藤様のご挨拶のあと、「新聞が届くまで」の動画視聴。
そして、2階の見学コースを案内していただきました。
本社建物の模型、歴史、記者の道具などが展示されておりそれぞれ解説してくださいました。
記者の道具の中には取材のため、
1972年のあさま山荘事件(CREWの皆さんは当然生まれていませんが・・・)で用意した防弾チョッキや
1994年の松本サリン事件(この時も生まれていませんね・・・)で用意した防毒マスクなど
興味深いものがありました。
ふたつとも実際には使用しなかったとのことですが・・・。
その後は「長野本社編集局の紹介」の動画視聴。新聞の読み方講座でした。
発行されるまでとそこに携わる方の様子などを改めて説明いただくと、
普段何気なく目を通している新聞も、読み方が変わってきますね。
情報とは、「知る」、「考えるもと」、「行動するもと」です。
正しく、わかりやすく、詳しいことが必要です。
CREWの課題のひとつに、毎日、新聞のヘッドラインを読むというものがありますが、
新聞ができるまでを学んだ今日から、また違った見方ができるかもしれませんね。
【フレックスジャパン株式会社】
次に向かったのは千曲市にあるフレックスジャパン株式会社。
創業80年のメンズドレスシャツ、レディスシャツ、シャツジャケット、ベスト等の
企画、製造、販売を行っていて、ファッション事業のAOKIともお取引がある会社です。
矢島社長はAOKI財団の理事も務めていただいています。
まずは本社工場の見学。
こちらの工場では主にオーダーのドレスシャツを製造しているそうです。
工場ではミャンマーからの技術研修生の方も働いていらっしゃいました。
矢島社長からは、様々なことをお話ししていただきました。
海外工場の概要や進出したいきさつ、SDGs環境問題、
政治家・リーダーに求められているもの、EQとIQについて等。
SDGsに関しては、繊維産業の問題点も指摘されました。
なんと40億点の供給量に対し約10億点が廃棄されている現状だそうです。
フレックスジャパン様では東日本大震災の被災地である福島県双葉町で
衣料品再生事業を行っており、今秋から工場も稼働するそうです。
そんな衣料品を再生したものも見せていただきました。
また「ファッション」とは何かというご説明では、身体保護が一番であるが、
「人の創造性を表す」と教えていただきました。
最後に矢島社長のとっておきのお写真を見せていただきました。
それは何かというと・・・秘密です。
でも矢島社長と記念撮影を撮ったCREWの中から、
リーダーが生まれるのは間違いありません。
※集合写真撮影の際のみ、マスクを外しております。
まずは1日目お疲れさまでした!
初日から学びの多い研修になりましたね。
長野県内研修はまだまだ続きます。
明日からも頑張りましょう!!