第7期 「ながの視察団 AOKI咸臨丸」 第1回研修会が行われました

(2021.09.26)

2008年にスタートした「ながの視察団 平成の咸臨丸」事業も今回で7期目を迎えました。
元号が平成から令和になったのを機に、今期から名称を「ながの視察団 AOKI咸臨丸」に変更しています。

また、本来であれば2020年に活動をスタートする予定でしたが、
新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期し、2021年6月に募集をスタート。

1次選考、2次選考を経て選考された皆さんは12名。
実はコロナ禍の影響で、8月の結成式も延期を余儀なくされ、
結成式を予定していた日にオンラインでの事前説明会を開催しています。

 

そして9月26日(日)。
新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底したうえで、第1回目の研修会を対面で開催いたしました。

オンラインで顔を合わせているとは言え、ほとんど初対面の12名。
若干の緊張と不安の面持ち・・・。

まずは研修開始の挨拶「けじめ」の練習。
この「けじめ」の挨拶をすることで、研修へと気持ちを切り替え、参加意識を高めます。

そして体操。
ストレッチすることで多少の緊張はほぐれたようです。

その後は「チェックイン」。
研修のアイスブレイクなどに使われる手法で、
咸臨丸の研修への思いや現在の自分の状況について一人ひとりが話しましたが、
口々に「これからの研修は凄く楽しみですが、緊張しています・・・」という言葉が聞かれました。

 

午前中は実習と講義。
実習は、ズバリ「やるっきゃない」。

今までで感動したことを2分間でスピーチする実習です。
でもただのスピーチではありません。
スピーチの前に抽選箱から単語が書かれた紙を引き、その単語を必ず入れなければいけません。
単語は、「雪」「宇宙」「フライパン」「おやき」「ビタミン」等、
長野県らしいものも含めバラエティーに富んでいます。

さて、皆さんのスピーチは????

とてもその場で組み立てたスピーチとは思えない素晴らしい内容でした。

 

お昼(もちろん黙食しました)の後は、楽しみな英語の授業。
アフリカ・マリ共和国出身のダンテ先生から生きた英語を学ぶ時間です。

暗記してきた英語の文章を全員の前で発表し、フィードバック、そして発声練習。
英語はやはり音読しないと上達しません。その実践の授業です。

 

 

次は実習で「MECE」の考え方を学びました。

20枚のシールに書かれた生物、植物などを2分類、3分類、4分類~~~10分類まで分ける基準づくり。
モレがないこと、ダブらないこと、そして発想の転換。決めつけないこと。
たとえば「あじ」ですが、「魚の鯵」でもあるし、「味」のことかもしれません。
最初から「魚の鯵」と決めつけない柔軟な考え方が必要です。

 

3グループに分かれ熱が入っての討議と実習になりました!

 

ちなみに「MECE」とは、「お互いに重複せず、全体に漏れがない」ことです。
物事を整理するとき、ある部分が重複していたり、逆に抜けてしまうことは往々にしてありますが、
抜け漏れを出来る限りおさえるための考え方がMECEです。

この考え方はロジカルシンキング(論理的思考)の基本で、普通は社会人になってから、詳しく習得する概念ですが、
今日みたいな実習であれば楽しく覚えられますね。

 

最後は、今日の振り返り。
そして山盛りの課題が出されました。
時間をうまく活用して、学校の勉強、部活、プライベートの行事、そして咸臨丸の課題を実施しましょう。

それでは、See you next month!!