第五期 「ながの視察団 平成の咸臨丸」の修了式が開催されました

(2017.12.19)

2017年12月17日(日)、長野市で第五期「ながの視察団 平成の咸臨丸」の修了式が行われました。

第五期生は男性6名、女性4名の計10名。1年4ヶ月の研修を無事終了し、晴れ晴れとした気分で今日の修了式を迎えたことでしょう。

当日は財団の関係者をはじめ、ご後援いただきました長野県教育委員会様、信濃毎日新聞様、さらに研修生の出身中学の校長先生、咸臨丸の先輩、ご家族の皆様にもご参加いただきました。

 「ながの視察団 平成の咸臨丸」プログラムの目標は、研修生が、将来の総理大臣になること、日本のリーダーになることです。そのために、毎月1回の研修、さらに春休み、夏休みにはアメリカ合衆国とスウェーデンの海外視察研修、また、早稲田大学、ヤフージャパン、British School in Tokyoの訪問などの経験を通じ、数多くのことを学んできました。

修了式は開会後、渡邉一正財団理事長のご挨拶のあと、財団事務局より研修プログラムの説明を行ないました。

そのあとは研修生の発表です。10月の研修時に「今の日本で問題だと感じることとその対応策」に関して課題討議を行いました。様々な問題点があがりました。その中から、3つのテーマに絞り、それぞれのチームで対策を考えたプレゼンテーションです。

ひとつめは 

「教育が変える日本~教育なくして国の永存はない」

ふたつめは

「意識改革で日本を世界一住みやすい国に変える」

みっつめは

「議会制改革~世界一政治に関心のある国、日本を創ろう」

現状をデータでとらえ、自分たちの認識を出し合って、最後は柔軟なアイディアを出していました。すぐに実現できる対策ではないかもしれませんが、「ながの視察団 平成の咸臨丸」を修了するにあたり、貴重な課題討議を経験できたという感想が多くありました。

最後は、10名の研修生ひとりひとりがこの1年4か月の研修から学んだこと、将来どのように活かしていくかという自分の目標を発表しました。

ご来賓の皆様、そして青木擴憲財団名誉会長からも素晴らしい感想をいただきました。その言葉は、研修生一人ひとりの大きな励みとなることでしょう。

これで第五期「ながの視察団 平成の咸臨丸」の10名の研修生の皆さんの研修は終了となりましたが、この研修の経験から学んだことを、それぞれの進む道で活かしてください。そしてご自身の夢に向かい、高い志をもって進んでください。皆さんの人生は、スタートしたばかりです。今後の皆さんのご活躍を楽しみにしています。

最後に研修生のご家族の皆さま、ご協力ご支援、本当にありがとうございました。